懐かしのミャンマーを行く(16) インレー湖でボートトリップ

エマージング・マーケット 東南アジア
懐かしのミャンマーを行く (16) インレー湖 ボートトリップ
懐かしのミャンマーを行く (16) インレー湖 ボートトリップ 全 6 枚 拡大写真

6月23日(土)  (6)ボートトリップ

【画像全6枚】

ミャンマーの田舎に来ると夜早く寝て、朝早く起きる。何とも健康的な生活となるが、その理由はネットが繋がらないことだろう。PCに向かう時間が短ければ、それだけよく眠れる、テレビや他の障害物が無ければ、そしてストレスが無ければ、ミャンマーの田舎は眠るのにちょうど良い場所なのである。

朝6時には散歩に出る。昨日行った川沿いは気持ちが良い。実に静かで落ち着いた空間がそこにある。船が浮かび、パゴダが向こうに見える。僧侶達は托鉢に歩く。ミャンマーらしい風景は既にヤンゴンでは消えかけているが、ここシャン州には確実に残っている。

朝食はクレープ。蜂蜜を掛けて食べたら、美味しかった。バナナとマンゴも食べ、満足。シンプルだが、いい朝食だった。新しいホテルは朝食も新しい。TAMは伝統的なシャンの朝食。味噌のような物をもち米に掛けて食べていた。これはこれでよい。

朝食後、インレー湖ボートトリップへ。8年前に一度ボートに乗り、日焼けで凄いことになったが、今日はそれほど暑くなさそう。細長いボートにTAMと2人乗り込む。そして懐かしい水上農園を見る。ちょうどトマトのシーズンなのか、トマトを取っている。湖自体も相変わらず雄大で景気が良い。例のインダー族の片足で舟を漕ぐ伝統も健在。

途中で船が数艘停まっている所があった。良く見ると漁師が取った魚を仲買人に売っている。所謂水上マーケットだった。昨晩から漁に出て、網を掛け、朝魚を売って仕事を終えるそうだ。何とも気の長い話だが、昔からこのような漁が繰り返されているのだろう。湖の素晴らしい風景と妙に馴染んでいた。

懐かしのミャンマーを行く (16) インレー湖 ボートトリップ

《須賀 努》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  6. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  7. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  8. 「輸入するの?」トヨタ『RAV4ハイブリッド』新型が先行して米国発売へ!SNSの注目は「ハンマーヘッド顔」
  9. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  10. トヨタ株価が急反落、今期業績上方修正も失望売り
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る