【ジャパンカップ12】150kmの長丁場自転車レースでも最高速は95km/h超え

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会場で司会を行ったのは、J sportsの番組サイクルロードレースで実況を務めるサッシャ氏
会場で司会を行ったのは、J sportsの番組サイクルロードレースで実況を務めるサッシャ氏 全 18 枚 拡大写真
10月22日、UCIプロツアーチーム「GARMIN SHARP」を招いたアフターパーティーが行われた。

GARMIN SHARPは、先日宇都宮で行われたUCIアジアツアー・オークラスのジャパンカップサイクルロードレースに参加、ダニエル・マーティン選手がラスト30mの超接戦を奮闘し2位に入賞。

GARMIN正規代理店のいいよねっと代表取締役 眞鍋陽一氏は、「2日間のレースとサイン会イベントへの参加ありがとうございました。皆さんの熱い戦いを見て、多くの方が勇気づけられたと思います。私も宇都宮で観戦し、本当に惜しい戦いでしたが是非来年も参加してください。」とメンバーを讃え、パーティーを開始した。

ダニエル・マーティン選手は「北京の後、食べ物の影響もあってちょっと体調を崩してしまい…宇都宮のクリテリウムで調子を戻そうとしたんですが、思ったほど体調は回復していませんでした。そういう意味ではネイサンのほうが完璧なスプリント力があったと思っています、僕は以前のような足が残っていなくて、思ったように山でアタックできなかったと思います」

「山で何度も遅れそうになりましたが、そこを踏ん張れたのはここにいるメンバーと、応援してくれる人がいたからです。皆さんのおかげでなんとか喰らいつくことができて、勝てなかったけど2位になれました。これからは、5週間後のトレーニングキャンプ、そして来年の準備を始めるといった感じですね。」と、ジャパンカップを振り返った。

マネージャーのチャン・マクレイ氏は、レースの戦略を解説「3分以内のキープを目指しローテーションを組み、残り3周での勝負にしました。レース前からライバルとしてペーター・サガンや、イヴァン・バッソのいるリクイガス(LIQUIGAS-CANNONDALE)を意識していましたね。バッソは1ヶ月前からジャパンカップのことを語っていて、今年は狙ってくるだろうと思っていた通りの結果に。計算上ではほぼ完璧なレースができたんですが、最後の最後、誤差の範囲で優勝を逃してしまいました。」

そしてダニエル・マーティン選手がGARMINコネクトを使用し、走行データを公開。走行データによれば、ダニエル選手は戦力通りレース後半まで体力を温存し、最後のスプリントにパワーを絞り出していた。データは、平均パワー246W、最高パワー1004W、平均スピード36.3km/h、最高速は95.2km/h、高度上昇値は2657m、高度下降値は2634mだった。

「ジャパンカップの特徴は、短くキツイ登りの連続です。レースとして見ると厳しいです、毎周キツイ登りが続き、かなり足に堪えますから。ただ、2010年優勝、今回2位と僕に向いているコースだと感じています。キツイけど楽しませてもらえるコースですね」とコースとの相性と難易度を語った。

《山本 一雄》

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