eCall緊急通報システム「それぞれの国が住民に無料で提供するもの」

自動車 ニューモデル 新型車
マーセル・フィッサー氏
マーセル・フィッサー氏 全 4 枚 拡大写真

欧州が2015年から新型車への導入を義務付けている「eCall緊急通報システム」は、欧州全土のどこでも無料でサービスを受けられることになっている。

【画像全4枚】

デジタルセキュリティを手がけるジェムアルトの副社長で、ERTICO(ITSヨーロッパ)のサプライヤーズセクタープラットフォーム長を務めるマーセル・フィッサー氏は12月19日、横須賀市で講演し「EU加盟27か国あるが、どの国もセキュリティとセーフティに責任を負っている。緊急サービスというのはそれぞれの加盟国が担当し、それぞれの国が住民に対して無料で提供するもの」と説明する。

一方、eCall対応の車載機器に関しては「そのコストは車両価格に組み込まれる。エアバッグのコストもエンドユーザーが支払っているのと同様に、テレマティクスコミュニケーションも車両のコストに含まれることになる」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期『コペン』はFR駆動に、ダイハツ「K-OPEN」初公開…ジャパンモビリティショー2025
  2. 日産『エルグランド』新型、第3世代e-POWERで威風堂々のプレミアムミニバンに…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱『デリカD:5』が2度目の大幅改良、「S-AWC」搭載で走破性向上…ジャパンモビリティショー2025
  4. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る