キリスト教徒に対するエルサレム巡礼の規制を緩和 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

【クアラルンプール】 マレーシア政府は、キリスト教徒の聖地エルサレム巡礼の規制を緩和した。

マレーシアはエルサレムのあるイスラエルとの外交関係はないが、マレーシア政府はこれまで年間700人までの巡礼を認めていた。1カ所の教会から40人のグループで10日間までの滞在を許可。18歳未満の巡礼を認めていなかった。

首相府省がマレーシア・クリスチャン同盟(CFM)に宛てた書面によると、規制が緩和されたのは▽巡礼の対象年齢制限の撤回▽イスラエルへの訪問数制限の撤回▽滞在日数を最大で21日に変更▽巡礼グループの人数制限の撤回▽イスラエルの訪問地制限の撤回ーーなど。しかし、イスラエルの治安情勢によりガイドラインが変更される可能性があるという。

マレーシア・キリスト教会評議会(CCM)のヘルマン・シャストリ氏は、政府の規制緩和を歓迎するとコメント。しかし政府が規制を緩和したとしてもイスラエルに入国する際に、マレーシア人巡礼者は長期滞在を許可されない可能性があると指摘。教会のグループで旅行しなければならないだろうとの見解を示した。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  6. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  7. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  8. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  9. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
  10. ニュル最速EVの称号を奪還へ! 『タイカン・ターボGT4 RS』は家族みんなで楽しめるポルシェに?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る