ハッブル宇宙望遠鏡、針のように細い銀河のイメージを生成

宇宙 科学
IC2233
IC2233 全 2 枚 拡大写真

NASAのハッブル宇宙望遠鏡は、最も平坦な銀河の一つとして知られる渦状銀河、IC2233のイメージを生成した。

銀河系に代表される典型的な渦状銀河は3つの主要な目に見える要素から成る。

ほとんどのガスや塵があつまるディスク、ディスクの周りの少量のガスと塵、そして銀河の中央を囲む古代の星々が凝縮してできた、ディスクの心臓部にある中央のふくらみがそれである。

ただ、IC2233は典型的な渦状銀河からかけ離れた存在。極細の銀河の顕著な例で、銀河の直径はその厚さの最低10倍はある。この銀河は端から見ると、単純なディスク状の星々から形成されている。特徴は、明るさに欠けることと、ほとんど全てのものが膨らんだ部分を持たないことである。

やまねこ座の中にあるIC2233は地球から4000万光年の位置にある。この銀河は1894年にイギリスの天文学者、イサーク・ロバーツによって発見された。

《河村兵衛》

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