ハッブル宇宙望遠鏡、針のように細い銀河のイメージを生成

宇宙 科学
IC2233
IC2233 全 2 枚 拡大写真

NASAのハッブル宇宙望遠鏡は、最も平坦な銀河の一つとして知られる渦状銀河、IC2233のイメージを生成した。

銀河系に代表される典型的な渦状銀河は3つの主要な目に見える要素から成る。

ほとんどのガスや塵があつまるディスク、ディスクの周りの少量のガスと塵、そして銀河の中央を囲む古代の星々が凝縮してできた、ディスクの心臓部にある中央のふくらみがそれである。

ただ、IC2233は典型的な渦状銀河からかけ離れた存在。極細の銀河の顕著な例で、銀河の直径はその厚さの最低10倍はある。この銀河は端から見ると、単純なディスク状の星々から形成されている。特徴は、明るさに欠けることと、ほとんど全てのものが膨らんだ部分を持たないことである。

やまねこ座の中にあるIC2233は地球から4000万光年の位置にある。この銀河は1894年にイギリスの天文学者、イサーク・ロバーツによって発見された。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. ジムニーノマドの死角を潰せ! 長くなっても怖くない、データシステムの『カメラシリーズ』がすごいぞPR
  5. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る