【メルセデスベンツ SLK55AMG】高性能モデルにも気筒休止システムを導入[写真蔵]

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メルセデスベンツ・SLK55AMG
メルセデスベンツ・SLK55AMG 全 30 枚 拡大写真

メルセデスベンツ日本は、2012年5月に『SLK55AMG』を追加投入した。価格は1090万円。

同社試乗会において、商品企画・マーケティング部製品広報課の嶋田智美さんは、SLK55AMGについて、「エンジンが非常に特徴的なモデルです」と述べる。「M157型の5.5リッター直噴V8ツインターボエンジンをベースに、新たに開発されたM152型の自然吸気エンジンを搭載しました」という。

このエンジンの特徴は、「AMGシリンダーマネージメントと呼ばれる気筒休止システムを備えたことで、エンジン負荷に合わせて4気筒モードと8気筒モードを瞬時に切り替えることが出来ます」とする。これにより、「先代モデルに比べ、最高出力で約17%、最大トルクでも約6%向上しながら、さらに燃費値においては、70%以上の向上を果たし、高出力と低燃費を高次元で両立しています」と話す。

また、エグゾーストについても、「AMGスポーツエグゾーストシステムを備えており、スポーツ走行時には非常にエモーショナルなサウンド、また、クルージング時には心地良いサウンドが感じられる、独自のテクノロジーを盛り込んだモデルです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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