【トヨタ クラウン 新型発売】開発責任者「社長が毎回駄目出しした」

自動車 ニューモデル 新型車
豊田社長と新型クラウン
豊田社長と新型クラウン 全 12 枚 拡大写真

トヨタ自動車は12月25日、全面改良した新型『クラウン』を発売した。14代目の開発責任者を務める山本卓氏は「デザインレビューに豊田章男社長が毎回来て毎回駄目出ししていった」ことを明かす。

山本氏によると豊田社長が最もこだわったのが「サイドビュー」という。「サイドビューのスケッチがクレイモデルの横にあって、そのスケッチとクレイモデルを見比べて、まだこの通りになってないって言って何回もやり直しした」と振り返る。

それでも山本氏は「つらくはなかった」とした上で、「例えば僕がこんなの全然駄目だっていうのはなかなか言いづらい。デザインを造っているのをずっと見ているから。でも社長はちゃんとその時に来て、その時の冷静な目で見て、これは駄目だから変えろとかと言われると、それは正しい。社長だから言えることじゃないですかね」と述べた。

さらに「だからスケッチはやはり大切にしている。デザインの魂はまずスケッチに込められている。そのスケッチをいかに再現するかというのが、デザインをする技術であったり、それを支える生産技術力であったりする。だから、やはりある意味クラウンだから、ということでみんながバックアップしようという気持ちがあったから、今回スケッチにより近いところにもっていけた」と語っていた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る