アメリカ中西部を襲った猛吹雪、衛星が目撃[動画]

宇宙 テクノロジー
AIRS赤外線イメージ
AIRS赤外線イメージ 全 2 枚 拡大写真

NASAと人工衛星『ノア(NOAA)』は、アメリカ中西部に1フィート以上の雪を積もらせ、多くの注意報や気象勧告をもたらした強力な低気圧のデータを提供している。

NOAAのGOES(Geostationary Operational Environment Satellite)-13人工衛星のデータが、嵐の動きを示すアニメーションとして編集される間に、NASAの人工衛星『アクア(AQUA)』が赤外線イメージを捉えた。

AIRS(Atmospheric Infrared Sounder)赤外線イメージは、強調された擬似カラーによって温度を示す。擬似カラー・イメージの中で濃いブルーと紫の部分は降雪量が最も重く、最も高い雲と最も冷たい雲の頂点温度を表す。これらの最も冷たい雲の頂点温度は220ケルビン(華氏マイナス63.6、摂氏マイナス53.5)に近く、ニューイングランドの州とカナダ南部を被っている。

赤外線イメージはまた、巡回の低気圧の中心がオハイオ州北部に位置していることを示している。嵐の南側の広がりはアラバマ州に暴風によるダメージをもたらし、アーカンソー州に竜巻を発生させた。

USA Todayによると、この吹雪は少なくとも8人の死者を出し、約1,000のフライト・キャンセルと停電、学校や官公庁の閉鎖や数々の交通事故や道路閉鎖の原因となり、ウィスコンシン州とアイオワ州の一部に1フィート以上の積雪をもたらしたという。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
  5. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る