住友生命、ベトナム最大の保険・金融グループに出資

エマージング・マーケット 東南アジア

【ベトナム】住友生命保険は20日、ベトナム最大の保険・金融グループであるバオベト・ホールディングスの発行済株式18%を英金融大手HSBCから約7・1兆ドン(約280億円)で取得すると発表した。出資後、取締役を含む役職員を派遣し、商品開発やシステム開発などの技術支援を行い、経営に積極的に参画する。

 ベトナムは8700万人を超える人口を抱え、潜在的な保険購入層である中間層人口が今後20年で約4倍に増えると予想される。生命保険浸透度(国内総生産に占める生命保険料収入の割合)は2011年度で0・7%と、日本の8・8%に比べ大幅に低く、将来的に急成長が見込まれる。

 バオベトは生保、損保、銀行、証券、不動産などを手がけ、ベトナムの保険市場でのシェアは生保2位、損保1位。ホーチミン証券取引所に上場し、12月17日現在で時価総額8位。2011年の保険料収入は生保、損保合わせ約344億円。従業員5500人。筆頭株主はベトナム政府。

《編集部》

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