日産の米国主力セダン、アルティマ…トヨタとホンダの顧客が25%

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型アルティマ
新型アルティマ 全 4 枚 拡大写真

日産自動車が2012年8月、米国市場に投入した主力ミドルセダン、新型『アルティマ』。同車が、トヨタやホンダの顧客を奪っている実態が判明した。

これは日産自動車の米国法人、北米日産が明らかにしたもの。同社の発表によると、新型アルティマの顧客のおよそ25%は、トヨタ車とホンダ車からの乗り換えだという。

新型アルティマには、2.5リットル直列4気筒ガソリンの「QR25型」エンジンを搭載。最大出力は182psを引き出し、米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地11.48km/リットル、高速16.16km/リットル、複合モード13.18km/リットル。ガソリンエンジンを積むミッドサイズカーとしては、米国で最も優れた燃費性能がセールスポイント。

また北米日産によると、新型アルティマの顧客の11.6%は、プレミアムブランドからの代替で占められたとのこと。北米日産は具体的なブランド名を明かしていないが、レクサスやホンダのアキュラも含まれると推測される。

アルティマの2012年の米国新車販売台数は、12月中旬の時点で2007年の28万4762台を上回り、年間販売記録を5年ぶりに更新することが確定。また1993年に登場した初代からの累計販売台数は、400万台に到達している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る