NASAのイオンエンジンが世界記録を達成

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NASA Evolutionary Xenon Thruster:NEXTイオン推進機
NASA Evolutionary Xenon Thruster:NEXTイオン推進機 全 4 枚 拡大写真

アステロイドベルト(小惑星帯)の調査ミッションを与えられたドーン探査機は小惑星ベスタとケレスを訪れているが、現在NASAは次世代探査機に搭載するためのイオン推進機を開発中である。

【画像全4枚】

NASAはこのイオンエンジンの開発プロジェクトを「革新的キセノン推進機(NASA Evolutionary Xenon Thruster:NEXT)」と名付け、未来において必要とされる7kWのイオン推進エンジンを試作した。

このイオン推進機は、化学推進エンジンに比べて少量のレベルの推進を生み出すが、より高い比推力・排気速度で動作する。そしてそれはイオン推進機が、化学推進エンジンの10から12倍の燃料効率を持つことを意味する。ロケットの比推力・燃料効率が高いほど、宇宙船は与えられた量の燃料でより遠くまで旅することができる。

NEXTイオン推進機は4万3000時間以上に渡って稼働し、それはロケット科学者にとって、この推進機が770キログラム以上のキセノン推進薬を処理して、3000万Nニュートン秒の累計衝撃を宇宙船に提供することを意味する。この実証パフォーマンスは、科学宇宙船を複数の小惑星、彗星、外惑星とその衛星の域外探査を可能にするものだ。

《河村兵衛》

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