【2012年10大ニュース座談会】無視できないエマージングマーケット…日本自動車産業のターニングポイント

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ CR-Z マイナーチェンジモデル(2012年ジャカルタモーターショー)
ホンダ CR-Z マイナーチェンジモデル(2012年ジャカルタモーターショー) 全 12 枚 拡大写真
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 順位・見出し確定…無視できない中国の存在感を再認識

■いよいよ順位&見出し確定へ

三浦−−−安全技術については、2010年の10大ニュースに、スバルのアイサイトがランクインしています。アイサイトが他のライバルに追いかけられている格好?

井元−−−プリクラッシュセーフティに力を注ぐメーカーが増えました。今年はトヨタ、日産、ホンダがそろって安全技術説明会を開催しましたしね。環境分野は一段落して、安全技術にお金を使うようになったという事で、競争というよりこの分野は、すでに戦争というレベルの争いが起こっているとみて良いのではないでしょうか。

福田−−−次点の衆院選についてですが、自民圧勝というよりは民主大敗ですよね。入れるところがなくて自民党に入れたという感じがあります。

三浦−−−今回の選挙で日本の政治は民主主義ゆえの歪みがあることを実感しました。

 レスポンス 2012年の10大ニュース(最終順位、見出し確定版)
1位
 反日暴動、日本車半減
2位
 ホンダNシリーズ快走、軽3強時代へ
3位
 問われるインフラ投資、新東名開通・笹子トンネル崩落
4位
 iPhone、スマホナビで大不評
5位
 経済民主化求めアジアワーカー蜂起
6位
 クリーンディーゼルクリーンヒット マツダCX-5
7位
 モリゾウの執念結実 86/BRZ
8位
 “6重苦”しのいだ日本自動車業界
9位
 新興国、ダットサンで“ゴーン”
10位
 アイサイト追従、プリクラ戦争
次点
 民主大敗、どうなる2013年

(おわり)

《まとめ・構成 土屋篤司》

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