ESA、宇宙から見た地球・水と氷のイメージを公開[動画]

宇宙 科学
Kangerdlugssuaq glacier, Greenland
Kangerdlugssuaq glacier, Greenland 全 3 枚 拡大写真

ESA(欧州宇宙機関:イサ)のビデオ放送はこの度、2012年9月19日にランドサット7によって撮影されたカンガードルグスクワグ氷河とその氷河流のイメージを公開した。

【画像全3枚】

イメージは上空から見たグリーンランド東海岸の世界で最も大きな氷河の放流口を映したもので、周辺の海に氷を放出している様子が捉えられている。また、イメージには何百もの氷山が海面に斑点模様を作っている様子が克明に映し出されている。

グリーンランドは南極大陸を含めた世界で2つしか存在しない氷床の一つで、地球上で最大の島である。

氷床の変化とその厚さを知ることは、地球の気象変動を予測するのに役立ち、また氷床の溶解は地球規模の海面上昇に貢献する。

地球観測衛星はこうした変化を観察するためのキーであり、広大な氷床を計測する装置を装備し、雲や暗闇を通して高解像度のイメージを得ることができる。その機能は特に過酷な気象と長時間な暗闇といった悪条件に対して有効である。

ESAは地球観測衛星を使用した近年の調査で、過去20年以上の間グリーンランドと南極大陸の氷床の溶解によって11mmの世界規模の海面上昇があったことを明らかにした。

このサテライトイメージは、氷河の削れて行く先端が崩れ去る様子を明確に示しており、氷河が時間の経過と共に小さくなっていることを示唆している。

ESAウェブTVは2013年1月11日に次の放送をする予定で、毎週金曜日の午前10時(セントラル・ヨーロピアン・タイム)にオンラインでの放送を続ける。

《河村兵衛》

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