【BMW 7シリーズ 改良新型】新エンジン採用で燃費改善、パワー向上

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BMW・新型7シリーズ
BMW・新型7シリーズ 全 6 枚 拡大写真

BMW『7シリーズ』がマイナーチェンジし、ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)から発売された。そのパワートレインには2つの新しいエンジンを搭載している。

そのエンジンは、『740i』と『740iL』、そして、『アクティブハイブリッド7』に搭載される直列6気筒3リッターエンジンと、『750i』と『750iL』に搭載される4.4リッターのV型8気筒エンジンだ。同車試乗会において、BMWマーケティング・ディビジョンプロダクト・マネジメント・マネジャーの岡田祐治さんは、「両エンジンとも、新世代のBMWツインパワーターボエンジンテクノロジーを採用し、さらに高効率の8速オートマチックトランスミッションを組み合わせることにより、燃料消費量を抑え、ダイナミックな走りを可能にしています」という。また、「時代の要請に基づいて、エンジンオートスタートストップ、そして、ECO PROモード付ドライビングパフォーマンスコントロールを採用し、燃料消費量を削減しつつ、動力性能のさらなる向上を図っています」とその特徴を述べる。

さらに新たに追加された機能として、岡田さんはコースティング機能を挙げる。アクティブハイブリッドモデルでは走行中にアクセルをオフにするとエンジンがストップし、惰性で走行するこの機能。しかし、「ガソリンエンジンの場合では、アクセルをオフにすると、エンジンとトランスミッションが切り離されて惰性走行します。アクティブハイブリッドと違うところは、エンジンが停止せずアイドリングするというところです。アイドリングで走行するので燃費は非常に向上するという結果を生んでいるのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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