2012年のマツダ中国新車販売、12.9%減…2年連続の前年割れ

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マツダプレスカンファレンスのようす(広州モーターショー12)
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マツダの中国現地法人は1月4日、2012年の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は18万7087台。前年比は12.9%減と、2年連続で前年実績を割り込んだ。

マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車&フォードモーターとの合弁の長安フォードマツダの2社がある。2012年実績は、一汽マツダが前年比16.1%減の11万3606台。一方、長安フォードマツダのマツダ分は、7.4%減の7万3481台。一汽マツダの方が、落ち込みは大きい。

また、マツダの2012年12月単月の中国新車販売は、1万7273台。前年同月比は26.4%減と、9か月連続で前年実績を下回った。

中国では2012年9月中旬、日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模なデモが発生。その後、現地では日本車に対する買い控えの動きが広がった。マツダの中国新車販売は、その影響を受けて落ち込んだ。

マツダの中国法人の山田憲昭会長兼CEOは、「2012年前半は増加傾向を示していたが、後半は大きく落ち込んだ。2013年は新型4モデルで販売を回復させたい」とコメントしている。

《森脇稔》

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