エア・カナダ、レジャー航空会社を新設

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エア・カナダは、レジャートラベル部門の競争力を強化するため、新しいレジャー航空会社「エア・カナダ・ルージュ」を設立したと発表した。

新会社は今年7月からの就航を目指す。会社名は、一般や従業員、旅行業界を対象にフェイスブック上でコンテストを行った結果決定した。

今夏から運航を開始予定のエア・カナダ・ルージュ全便は、エア・カナダの主要ハブあるトロント・ピアソン国際空港から出発する予定。エア・カナダ、エア・カナダ・エクスプレスとスターアライアンス加盟航空会社便とのシームレスな乗り継ぎを提供する。

また、新会社は従来のトロント~アテネ線に加え、アテネとモントリオールのトルドー空港を結ぶノンストップ便も運航する予定。マイレージプログラム「アエロプラン」の特典も利用できる。

新会社は、大西洋線をまず2機のボーイング767-300ERで運航する。ボーイング767-300ERの客席は2キャビン構成で、足元のスペースに余裕を持たせた「ルージュプラス」と、快適性、スペース、ミールサービスを向上させた「プレミアムルージュ」を設定する。

また、北米線は2機のエアバスA319で運航する。エアバスA319は全席エコノミーで、座席は足元のスペースに余裕を持たせた「ルージュプラス」も設定する。使用する4機についてはエア・カナダが既存機をエア・カナダ・ルージュに譲渡する予定。

このため、エア・カナダは新たに2機のボーイング777-300ERの納入を受ける。

エア・カナダが2014年に新しいボーイング787ドリームライナーの納入受け入れを開始し、既存機をエア・カナダ・ルージュに譲渡することにより、エア・カナダ・ルージュは、他の人気路線に運航を拡張する予定。同時に、エア・カナダ・ルージュは最大20機のボーイング767-300ER、30機のエアバスA319の計50機を使って新マーケットに進出していく。エア・カナダ・ルージュの運航は現在政府認可待ち。

エア・カナダ・ルージュの乗務員とパイロットとして約200人の採用を予定している。

《レスポンス編集部》

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