NASA、散開星団M35とNGC2158銀河の画像を公開
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明るいブルーの星々は、度々それがより若い散開星団であることを判別させる。左上にあるM35は、地球から2800光年と比較的近い距離にあり、誕生してから1億5千万年と若く、30光年の幅に約2500の星々が散らばる相対的に広がった様相を呈している。
そしてより古く、より凝縮された形の散開星団であるNGC2158は、イメージの右下に位置し、M35より4倍遠い距離にあり、10倍年を取っていて、さらにM35とほとんど同程度のボリュームの宇宙空間により多くの星々が寄り集まっている。NGC2158の青く明るい星々は、星団の光がより古く黄色い星々に圧倒され、自滅している状態にある。
《河村兵衛》