スズキ鈴木副社長、軽シェア「30%は最低限確保する政策は必要」

自動車 ビジネス 国内マーケット
スズキ・鈴木俊宏副社長
スズキ・鈴木俊宏副社長 全 2 枚 拡大写真

スズキの鈴木俊宏副社長は、2012年の軽自動車販売シェアが19年ぶりに30%を割り込んだことについて「30%は最低限確保するという政策は必要」との考えを示した。

鈴木副社長は1月7日都内で開かれた自動車工業関連団体の賀詞交歓会で一部報道陣に対し、「やはり軽を中心にやってきたメーカーだということでは、30%は最低限のターゲットにしたい。それくらいは頑張ってやるというのは必要だと思う」と述べた。

その最低限とする目標を19年ぶりに割り込んだ要因については「販売力の弱さもあるし、商品でなかなか他社のラインアップについていけなかった部分もある。それこそ燃費だけでは売れないというところをやはりもう一回ちゃんとやらなければいけないし、お客様に対するサービスや営業体制も見直していかなければいけないと思う」と分析。

その上で「それをやらなければ生き残れない」とも強調した。全国軽自動車協会連合会が同日発表した2012年の軽自動車販売台数は前年比30%増の197万9447台で、このうちスズキは同23%増の47万6138台だった。この結果、2012年のスズキのシェアは29.6%と前年に比べ1.7ポイント低下した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの新型EV『アーバンクルーザー』をくまなくチェック!…詳細画像記事ベスト5 2025年上期
  2. ついに「パジェロ」の名前が日本復活!? 三菱の新型SUV、デザイン&スペックを大予想!
  3. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに日本上陸!…新型車ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る