富士重吉永社長、米リコール「63万台という報道に正直困っている」

自動車 ニューモデル 新型車
富士重工業・吉永泰之社長
富士重工業・吉永泰之社長 全 2 枚 拡大写真
富士重工業の吉永泰之社長は、アメリカの当局に届け出た『レガシィ』など4車種のリコールについて、「実際には(リコール対象の)用品は5万4000個なので、63万台のリコールを発表したという報道に正直困っている」と述べた。

吉永社長は1月7日に都内で開かれた自動車工業団体賀詞交歓会で一部報道陣に対し「パドルライトという用品で、最初から製造時に組み込んでいるものではなくて、後で買ってつけるライト」が今回のリコール対象と説明。

「実際に販売した個数は5万4000個で、ほとんど特定できているが、800台だけがわかっていない。このため何台につく可能性があるかというと、製造期間の幅でいえば63万台になる。だから63万台のリコールを発表したわけではない」と重ねて強調した。

その上で「スバルが63万台のリコールをアメリカで発表したとしか受け取れない記事がニューヨーク発で日本に報道されたので、本当正直困った。ただアメリカでそうした報道が出ているわけではないので販売に大きな影響はないと思う」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
  2. BMW 3 / 4 シリーズの「M」、392馬力にパワーアップ…マイルドハイブリッドも搭載
  3. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  4. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  5. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る