四葉のクローバーのような銀河の核は重力レンズによる現象

宇宙 科学
アインシュタイン交差重力レンズ
アインシュタイン交差重力レンズ 全 2 枚 拡大写真

ほとんどの銀河は単一の核を持つが、NASAが発表したこの画像の銀河には4つあるかのように見える。天文学者らは、4つの核が実在するのではなく、重力レンズによる現象と推測する。

中央にあるクローバーの四葉は、むしろ背後にあるクエーサー(準星)から照射された光である。目に見える前景の銀河の重力場が、遠くのクエーサーからの光を4つの個別のイメージに分解している。クエーサーがこのように明らかな形態を示すについては、巨大な銀河の中央の背後で適正に整列しているに相違ない。

一般的なこの効果は重力レンズ、特にこのケースではアインシュタインの交差として知られる。それにしても奇妙なのは、アインシュタインの交差イメージは、時に前面の銀河にある明確な星々の追加的な重力のマイクロレンジング効果によって強調され、相関的な明るさで変えられるものである。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る