豊田自工会会長、曇りのち晴れの1年に
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豊田会長は、2008年秋のリーマン・ショック以降「日本は色々なことを経験し、いま何かをしようという気運が高まっている。たとえば貿易収支の赤字に対しても、みんなで力を合わせてやっていこうという気運を感じる」と、国レベルの活力に言及した。
そうした気運は「安倍(晋三)新政権への期待がきっかけかもしれない」としたうえで、「われわれ産業界としては(経済再生に)しっかり結果を出すことが重要」と語った。円高の是正が進む為替相場については「まずは、安定することが必要だ」と述べ、過度な変動への警戒感を示した。
《池原照雄》