1月5日にスタートしたダカールラリーは、現地時間8日に、ナスカ〜アレキパで第4ステージが行われた。
2輪と4輪では、わずかにスペシャルステージ(競技区間)の長さが異なるステージ4の距離は約720km。内訳は、リエゾン(移動区間)が429km、スペシャルステージは289kmとなっている。ルートは、砂丘が連なる壮観な風景に始まり、広大な砂漠へと続く。それらを乗り越えると、ペースの上げにくい岩混じりのサンドやワジ(枯れた川の跡)など、難易度の高いセクションが用意された。
このステージ4では、チームHRCのライダーたちは快走を見せ、エルダー・ロドリゲス選手は5位でフィニッシュし、総合では、前日からポジションを12位アップさせ16位と躍進。ハビエル・ピゾリト選手も好調を維持し、前日を上回る7位でフィニッシュ。総合でも21位から14位へとポジションアップを果たした。第3ステージでメカニカルトラブルに苦しんだジョニー・キャンベル選手も、このステージでは本来の実力を発揮、146位からのスタートながら、37位でフィニッシュした。