微粒子捕集フィルタの特許総合力ランキングトップは日本ガイシ…パテント・リザルトまとめ

自動車 ビジネス 企業動向
ディーゼル微粒子捕集フィルタ関連技術 特許総合力トップ 5
ディーゼル微粒子捕集フィルタ関連技術 特許総合力トップ 5 全 2 枚 拡大写真

パテント・リザルトは、ディーゼルエンジンの主要な排出ガス処理技術である微粒子捕集フィルタ(DPF)について、参入企業の競争力に関する調査を行った。

1993年から2012年11月末までに日本の特許庁で公開された関連特許9648件が調査の対象。個別特許スコアリング指標「パテントスコア」による評価を、現在と2006年末の2つの時点で実施し、特許の質と量から総合的に見た「特許総合力ランキング」を集計した。

集計の結果、1位日本ガイシ、2位トヨタ自動車、3位イビデンとなった。また直近6年間の特許総合力ランキングの変化では、日本ガイシとイビデンの2社が総合力を大きく伸ばしている。

1位日本ガイシの注目度の高い特許には、良好な捕集効率に対して粒子堆積時の圧力損失が小さく、また精度よく粒子堆積量を推定可能なコージェライトを主成分とする「ハニカムフィルタ」が挙げられる。

2位トヨタ自動車の注目度の高い特許には、排気ガスとフィルタに捕集された煤を反応させて簡易にフィルタ再生させる「ディーゼル機関の排気浄化方法」などが挙げられる。

3位イビデンは、複数の貫通孔を長手方向に並べて互いに通気可能にした「セラミック構造体」などが挙げられる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る