メルセデス・ベンツ日本は、2012年の新規登録台数が、過去20年間で最高の伸び率となる、前年比26.2%増の4万1901台となり、輸入車プレミアムブランドで1位となったと発表した。
スマートは、2007年のフルモデルチェンジ以降最高となる、同15.4%増の1401台だった。
同社では、好調要因として、メルセデス・ベンツの品質と安全性に加え、スポーティーでダイナミックなデザインと優れた燃料効率が顧客から支持されたこと、また、新型車や限定車の発売、装備の充実等、継続的に実施した商品強化をあげている。
クラス別では、『Bクラス』『Mクラス』等、新発売のモデルが軒並み好調に推移した。加えて、『Cクラス』『Eクラス』『CLSクラス』『Sクラス』等主力モデルも堅調に推移し、販売増に寄与した。
安全技術では、衝突事故の危険性を低減する予防安全システム「レーダーセーフティパッケージ」の搭載車種を13車種に拡大。環境面ではほぼ全てのモデルで、燃費効率を高めたラインアップとなった。
また、商品力に加え、全国の正規販売店ネットワークと連携して取り組んだ、顧客満足を高めるための取り組みやファイナンス、アフターサービス商品の強化、さらには情報発信拠点「メルセデス・ベンツ コネクション」(東京・六本木)などを使ったマーケティング活動による相乗効果も大きかったとしている。