トヨタ自動車の豊田章男社長は1月11日、TOYOTA/GAZOO Racingブースで会見し、ニュルブルクリンク24時間耐久レースに昨年に引き続き『LFA』と『86』で参戦することを表明するとともに、「昨年よりも1周でも周回数を重ねていけるよう人と車を鍛えたい」と述べた。
豊田社長は「2007年より、いいクルマづくりに向け活動してきたニュルブルクリンクへの挑戦も今年で7年目を迎える。今年も昨年に引き続きLFAと86で参戦することを決定した」ことを報告。
「車の味づくりに向けた人材育成を目的にスタートしたこの活動も昨年はLFAと86がともにクラス優勝を飾ることができた。そして着実にいいクルマづくりに向けた人材が育ってきている」と振り返った。
「今年はさらなる味づくり、いいクルマづくりに挑戦していくことはもちろん、昨年よりも1周でも周回数を重ねていけるよう、さらに人と車を鍛えたいと思う」と7回めの挑戦に対する抱負を語った。
その上で「この取り組みを続けていくことが、いいクルマにつながると確信している。そして車の夢や感動を車好き、車ファンの皆さんと共有していきたいと思っている」と強調した。