【東京オートサロン13】将来的には電装品の操作も…ドコモ ドライブネット

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
ドコモ ドライブネット
ドコモ ドライブネット 全 5 枚 拡大写真

ドコモのドライブネットは、スマートフォン用のナビアプリだ。会場のドコモブースでは、スマートフォンやタブレットの実機デモのほか、電装品もリモートで制御するシステムも参考展示されていた。

【画像全5枚】

ドライブネットは、スマートフォンをカーナビとして機能させるアプリだが、類似のアプリやサービス、据え置きカーナビと比較しての特徴は、しゃべってコンシェルの機能と連動できることだろう。しゃべってコンシェルの音声認識やガイダンスは、国内で開発されたとあって、iPhoneのSiriより実用度を評価する声もある。

アプリの利用は無料だが、しゃべってコンシェルの検索対象や会話の解析に、ルートガイドや目的地検索にチューンされたデータを利用できる有料サービス(月額315円)もある。専用クレードルにはGPSアンテナ内蔵のものも用意されており、測位精度も据え置きカーナビに遜色はないという。

そして、現在開発中というのが車のドアロックや灯火類、オーディオ機器もスマートフォンで制御できるようにするというカーナビアプリだ。自動車のハードウェアを制御するため、ブースのスタッフによれば、市販のスマートフォンというより、メーカーやディーラーオプションのような形で車ごとに提供される形になるだろうとのことだ。

保安基準やセキュリティの問題は伴うが、車の電装品について共通インターフェイスが公開されれば、連動アプリやインフォテインメント機器のアフターマーケットもにぎわいそうだ。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  4. 3輪電動モビリティ「Raptor」、新デザインモデル初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 自動車業界の“夢と現実” 日産、今期2750億円営業赤字見通し、トヨタは42車種128万台リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る