フォードは、米ラスベガスで開催されているCES13において、『C-MAX エナジー』と『フュージョン エナジー』の2種のプラグインハイブリッド車(PHV)を出展した。
C-MAX エナジーは、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。トータル出力は195ps、二次電池はリチウムイオンバッテリー。EVモード時の最高速は、市販PHVとしては最速85マイル/h(約137km/h)を発揮する。
フュージョン エナジーは、フュージョン ハイブリッドと同じく、2.0リットル直列4気筒ガソリンアトキンソンサイクルエンジンにモーターを組み合わせる。これに大容量のリチウムイオンバッテリーが搭載される。
C-MAX エナジーは2012年10月に発売が開始されているが、フュージョン エナジーは未発売。同社はフージョン エナジーの発売を「2013年初頭」としている。
同社は、C-MAX エナジーはEVモードでの最高速で、フュージョン エナジーは市街地における換算燃費でトヨタの『プリウスPHV』に勝ることを強調しているトヨタ関係者は「(ハイブリッド技術に関しては)フォードにきらりと光る技術がある」と語るなど、互いを意識した両社の関係は激化の様相を呈している。