ボーイング子会社、米海軍に対魚雷防衛システムを提供

船舶 企業動向

ボーイングの子会社Argon STは、おとりスクリュー音を放出して自艦から魚雷を遠ざける対魚雷防衛システムを継続して米海軍の水上艦へ提供すると発表した。

米海軍との水上艦用対魚雷防衛プログラムの一環で、AN/SLQ25Cシステム契約下で行使する新たなオプションとして受注した。オプションは総額80億ドルで、Argon STは「Nixie」と呼ばれるAN/SLQ-25Cシステムを8式製造して供給する。

Nixieは電子音を使用したおとりで、自艦ネットワークとの通信も可能であることから、防衛能力を高めることに役立つ。

Argon STは2002年以来、米海軍海上システム司令部のNixieプログラムをサポートしており、オプション付きの契約を複数締結している。今回の発表は、現在の契約下で初のオプション行使で、新システムの製造は、ペンシルバニア州にあるArgon STのスミスフィールド施設で2月から開始する。

Argon STは、AN/SQL-25Cの設計、開発、製造を担当する唯一の契約者で、世界20カ国以上の海軍が運用する400艦船以上の防御を担っている。

《レスポンス編集部》

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