トム・クルーズ、CGなしの高速カーチェイスは「怖かったよ!」

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『アウトロー』ジャパン・プレミア舞台挨拶(クリストファー・マッカリー監督、ロザムンド・パイク、トム・クルーズ)
『アウトロー』ジャパン・プレミア舞台挨拶(クリストファー・マッカリー監督、ロザムンド・パイク、トム・クルーズ) 全 9 枚 拡大写真

来日中のトム・クルーズが1月9日(水)、東京国際フォーラムにて開催された最新主演映画『アウトロー』のジャパンプレミアに出席。共演のロザムンド・パイク、クリストファー・マッカリー監督と共にレッドカーペットを歩きファンの熱狂に迎えられた。

すでに17巻が刊行されている人気犯罪サスペンス小説の一編を映画化。5人もの犠牲者を出した無差別乱射事件の真相を、トム演じるかつて軍の凄腕捜査官だった無頼漢ジャック・リーチャーが解き明かしていく。

劇場内には約2,700人、ホール外のレッドカーペット脇には500人ものファンが来場。トム、ロザムンド、マッカリー監督が姿を現すと悲鳴にも似た歓声が会場を包んだ。報道陣による写真撮影が終わるや否や、トムは来日を待ちわびたファンの元へ。サイン、握手の求めに応じ、さらにはファンの手からカメラやiPhoneを受け取り自らシャッターを押して一緒に写真に納まるなど時間をかけてファンと触れ合った。

続いてホール内で行われた舞台挨拶では、場内が暗転しスモークが焚かれる中、トムは劇中で自らが運転し激しいカーアクションを披露したシボレーと共に登場。日本の熱烈なファンに向けて「2013年が素晴らしい年になりますように!」と語りかけた。

スタントなしで臨んだカーアクションについて、危険を感じることはなかったか? と尋ねると「全然…いや、冗談だよ。本当はすごく怖かったよ(笑)」と告白。「すごくパワーのある車だったしね。あのカーチェイス自体、綿密に計算したものではなくてその場でやってみたことがすごく多いんだ。とにかくすごいスピードだし。でもカーアクションでもファイトシーンでも一切CGは使ってないよ」と胸を張った。

監督はトムと共にこの映画を作ることが決まったときをふり返り、「最初にトムが言ったのは『僕が子供の頃に見て育った大好きな映画のような作品を作ってほしい』ということ」と明かし、さらにトムとのコラボレーションについて「映画を作る過程で一番大変だったのは、彼を車から降ろすことだね。どんどん一人で運転しちゃうんだ」と明かした。

ロザムンドはトム、マッカリー監督との仕事について「素晴らしい機会でした」と述懐。「女優にとって素晴らしい役と巡り合う割合は男性の俳優の5に対して1くらいです。そんな中でこの素晴らしい脚本に出会えて本当に嬉しいです。2人から本当に多くを学びました」と満面の笑みを浮かべた。

昨日の夕方、プライベートジェットで日本に到着したトムだが、この日のうちに日本を離れ、次のプロモーションが行われる韓国に向けて発つ予定。最後にマイクを握ったトムは「もう行かなきゃいけないんだ」と名残惜しそうに語り、「みなさんのために作ったこの映画を置いていくから楽しんで! I love JAPAN,I love Tokyo! Happy new year!」と呼びかけ、熱狂の内にジャパンプレミアは幕を閉じた。

『アウトロー』が2月1日より公開。

《text:cinemacafe.net》

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