【デトロイトモーターショー13】レクサス IS 新型発表…ハイブリッドは2.5リットル直4

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レクサス IS 新型(デトロイトモーターショー13)
レクサス IS 新型(デトロイトモーターショー13) 全 12 枚 拡大写真

レクサスは1月15日、米国で開催中のデトロイトモーターショー13において、新型『IS』をワールドプレミアした。歴代IS初のハイブリッドの詳細が公表されている。

新型ISには、「IS 300h」と呼ばれるハイブリッドグレードを用意。そのシステムは、2AR-FSE型直噴2.5リットル直列4気筒ガソリン「D-4S」エンジンに、モーターを組み合わせたもの。エンジンの最大出力は174ps、最大トルクは21.9kgm。モーターは、最大出力141ps、最大トルク30.6kgmを引き出す。

IS 300hは、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、最大出力220psを発生。トランスミッションは電気式無段変速機で、駆動方式はFRとした。欧州市場で重視されるCO2排出量は、100g/km以下を目標に掲げる。

ここまで聞くと、トヨタが2012年12月に発表した新型『クラウン』用のハイブリッドとの関係が気になるところ。スペックは近似していることから、両車のハイブリッドシステムは、基本的に共通だろう。

新型ISは日本国内では2013年春、発売予定。レクサスはIS 300hについて、「エモーショナルな走りと高い環境性能を両立した」としている。

また、V型6気筒エンジンを搭載したIS350 Fスポーツには、8速ATも設定。古山淳一チーフエンジニアは「スタイリングは見ての通り。とにかくハンドルを握って欲しい」と運動性能にも自信を見せた。

なお、現行モデルに設定されていたハイパフォーマンスモデルIS Fに関しては「目下開発中。楽しみにしていて下さい」と述べるにとどまった。

《森脇稔》

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