米運輸安全委員会、発火したJALの787の補助電源ユニットを公開

航空 行政
発火した787の補助電源ユニット
発火した787の補助電源ユニット 全 2 枚 拡大写真

米運輸安全委員会(NTSB)は、1月7日にボストンのローガン国際空港で火災事故を起こした日本航空(JAL)のボーイング787型機の火元となった補助電源ユニットを公開した。

【画像全2枚】

JALの787型機は、補助電源ユニットのリチウムイオン電池から出火した。NTSBはワシントンにある研究材料室に、このリチウムイオン電池と周辺部材を輸送し、今後、発火の原因などを分析する予定。

また、NTSBではバッテリーを分解する前にX線検査も実施して電池の内部の状態を記録した。フライトレコーダーとコックピットボイスレコーダーも回収している。

調査チームはNTSBのほか、米連邦航空局(FAA)、ボーイング、JALのほか、電池メーカーのGSユアサ・コーポレーション、バッテリーチャージシステムを製造したタレス・アビオニクス・エレクトリカル・システムなどで構成する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  3. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…10月の試乗記ベスト5
  4. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  5. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る