【オートモーティブワールド13】EVの電池切れレスキューも可能…移動式急速充電器

自動車 テクノロジー ITS
EV用の移動式充電器
EV用の移動式充電器 全 3 枚 拡大写真

現在のところ、EVの難点のひとつは、走行中に電池が切れたらどうすればいいのか、という不安をどう克服するかだろう。その対策としてEV用の移動式急速充電器がある。

【画像全3枚】

京都のモビリティープラスが展示していたのは、トラックを改造し、発電機、蓄電池、充電器を搭載したものだ。発電機は8kVAと15kVAの要領のものを2基搭載している。これに14.5kVAのリチウムイオン電池を荷台下に、菊水電子工業製のCHAdeMO対応の急速充電器を荷台に設置する。展示車両には、エアコンプレッサーやタイヤチェンジャーなども搭載し、ロードサービスや一定のレスキュー作業が可能になっている。

さすがに蓄電池だけでは、空になったEVをフル充電まではできず、トラックのエンジンを回して発電機を動かしておく必要があるそうだ。リーフならば放電状態から3~40分で充電は完了するそうだ。メモリ効果のないリチウムイオン電池は、毎回フル充電するより注ぎ足し充電のほうが電池の劣化が少ない。実際には、EVの電池の減り具合によって充電時間を調整することになるだろう。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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