電気自動車普及協議会、学生がデザインした超小型EVの実車化目指す

自動車 ニューモデル モビリティ
電気自動車普及協議会の会見。(左から)ダッソー・システムズの鍛治屋清二社長、電気自動車普及協議会の田島伸博代表幹事、同協議会の福武總一郎会長、東京大学大学院の山内祐平准教授
電気自動車普及協議会の会見。(左から)ダッソー・システムズの鍛治屋清二社長、電気自動車普及協議会の田島伸博代表幹事、同協議会の福武總一郎会長、東京大学大学院の山内祐平准教授 全 4 枚 拡大写真

電気自動車普及協議会(APEV)は1月15日、今年の活動計画についての記者会見を行い、その中で大学生に対して「EV超小型モビリティ デザインコンテスト」を行うと発表した。

「APEVでは、昨今注目を浴びている超小型モビリティについて多くの研究機関、ベンチャー企業に検討していただいていますが、今回、次世代を担う大学生にすばらしいアイデアを出してもらおうとなり、コンテストを計画することになったのです」と同協議会の田島伸博代表幹事。

今回のコンテストでは、電気自動車だからこそできる車と家、車と町、車と生活ということを含めてデザインを考えてもらいたいそうだ。したがって、車だけにとらわれずいろいろな提案をしてほしいという。そのため、審査員に著名な建築家の安藤忠雄氏に加わってもらったとのことだ。

「このコンテストは、今後も継続していき、ゆくゆくはデザインのみならず、設計、さらには実車の製作まで行っていきたい」と田嶋代表幹事。数年後、大学生がデザインした超小型モビリティが町中を走っている日が来るかもしれない。

《山田清志》

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