日立化成、北米で自動車用粉末冶金製品の生産能力を増強

自動車 ビジネス 企業動向
日立化成(webサイト)
日立化成(webサイト) 全 2 枚 拡大写真

日立化成は、北米における自動車用粉末冶金製品の生産能力を増強すると発表した。

同社は、需要拡大に対応するため、米国子会社Hitachi Powdered Metals(HPMA)の工場を増設するとともに、メキシコのグループ会社製造拠点の敷地内に粉末冶金製品の加工設備を導入し、供給体制を強化する。両工場は2014年秋より生産を開始する予定。

北米の自動車市場は、2009年を底に年10%を超える拡大を続けており、今後も堅調に推移することが見込まれている。また、日系の自動車メーカーおよびユニットメーカーは、円高対応として北米での部材現地調達の拡大を進めている。

特にメキシコにおいては、製造コストやFTAのメリットを生かした自動車および自動車部品の輸出が順調である上、国内需要も堅調に伸びており、今後も自動車生産台数の拡大が見込まれている。

このような背景から、日立化成は、粉末冶金製品事業を拡大する好機と判断し、北米における生産能力の増強を決定した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  3. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  4. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る