ヨーロッパの高校生達がコントロールするドロイドが国際宇宙ステーションで障害物競走

宇宙 エンタメ・イベント
レトロスフィア・スペース・ゲーム
レトロスフィア・スペース・ゲーム 全 4 枚 拡大写真

欧州宇宙機関(ESA)は、国際宇宙ステーションで行われたヨーロッパ諸国の高校生達による「レトロスフィア・スペース・ゲーム」の優勝者を発表した。

今年のコンペティションは、ヨーロッパの各地から130を越える高校の生徒達がソフトウェアをプログラムすることによって、宇宙でドロイドを操作するというもの。

レトロスフィア・スペース・ゲームは、2機のミニ・ロボットがコースを可能な限り少ない燃料を使って競争するものである。そしてこの3分間のプログラムされた舞踏の間、バレーボールほどの大きさのスフィアは、12の圧縮ガスを噴出する装置を使って動く。

プレイヤーは対戦相手の塵の雲の中を操縦して進む間、撤去された衛星から追加燃料を得、衛星を軌道から外すことで追加ポイントを得ることが可能である。

「生徒達が、彼らの作り出したアルゴリズムを宇宙で操作するのを見るのは、本当に特別なことだ。」とNASAのケビン・フォード宇宙飛行士は語った。そして乗組員仲間のトム・マーシュバーンと共に、日本のきぼう実験棟に試合をセットアップした。

欧州決勝戦で最も多くの燃料を残したチームは、ドイツとイタリアの高校生達による連合チーム「BEER同盟」で、ニュートンの運動法則を実証するエキサイティングな決勝ゲームで、彼らの開発したソフトウェアーが、彼らのロボットの勝利に繋がる道順の計算を行った。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る