【デトロイトモーターショー13】日産 スカイライン 後継、インフィニティQ50…メルセデスとの4気筒エンジンもスタンバイか

自動車 ニューモデル モーターショー
インフィニティ Q50(デトロイトモーターショー13)
インフィニティ Q50(デトロイトモーターショー13) 全 5 枚 拡大写真

日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティが1月14日、デトロイトモーターショー13で初公開した『Q50』。この日産『スカイライン』後継車に関して、メルセデスベンツとの共同開発エンジン搭載の話はどうなったのか。

ルノー・日産アライアンスとダイムラーは2010年4月、戦略的な協力関係を締結。両社の成長戦略の一環として、インフィニティとメルセデスベンツ間でのプラットフォームの共有や、EVの共同開発にも取り組んでいる。

その一環として、メルセデスベンツを擁するダイムラーと日産は2012年5月、日産の米国テネシー州デカード工場の敷地内に、新エンジン工場の建設を開始。同工場では、インフィニティとメルセデスベンツ(次期『Cクラス』)が将来搭載する4気筒ガソリンエンジンを生産することが決定している。

ところが、デトロイトモーターショー13で発表されたインフィニティQ50には、このエンジンに関する発表はなし。搭載エンジンは、先代の『G37セダン』譲りの3.7リットルV型6気筒ガソリン(最大出力328ps、最大トルク37.2kgm)と、日産『フーガハイブリッド』と基本的に共通の3.5リットルV型6気筒ハイブリッド(システムトータルで354ps)の2種類のみだった。

ただし、インフィニティはデトロイトモーターショー13において、「Q50のグローバル市場への投入のタイミングで、この2種類以外に、別のパワートレインを追加する」とアナウンス。この発表が、メルセデスベンツと共同開発する4気筒ガソリンエンジンを指しているのは、ほぼ間違いなさそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. アプリリア、“鈴鹿未体験”のオールイタリアンチームで3年ぶりの8耐表彰台
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る