プロトン、今後5年で生産台数を50万台に拡大

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国民車メーカーのプロトン・ホールディングスは、向こう5年で年間生産台数を50万台に拡大する計画だ。現在の年産台数は15万台。

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プロトン親会社のDRBハイコム・グループのモハマド・カミル・ジャミル社長によると、50万台のうち20%は輸出向けとする。国内市場では競争が激化しコストも上昇していることから、輸出向けの生産を増強することでプロトンの成長を促す方針だ。特に豪州、中国、タイ、インドネシアに注力するという。豪州ではプロトン車への反応が良く、年間2,000ー3,000台の販売を見込んでいる。プロトンは現在55か国に輸出をおこなっているが、台数は2万台にとどまっている。

プロトンは1985年に設立してから7年前までマレーシアで首位を維持していたが、現在はプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)に首位を譲っている。プロトンの販売台数は昨年14万台(市場シェア26%)で、3位のUMWトヨタ(10万6,619台、市場シェア17%)が迫っている。

カミル社長は対策を講じなければ、3位に転落する可能性もあるとコメントした。
(ザ・スター、1月17日、ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・サン、1月16日)

広瀬やよい

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