【日産 リーフ 値下げ】片桐副社長、150万台は普及への志

エコカー EV
日産自動車・片桐隆夫副社長
日産自動車・片桐隆夫副社長 全 7 枚 拡大写真

日産自動車の片桐隆夫副社長は1月17日、電気自動車(EV)『リーフ』の再値下げを発表した会見で、仏ルノーとの合計で2016年度中に目標としているEVの累計販売目標について、引き続き取り組んでいく考えを表明した。

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日産とルノーは、同年度までに2社合計で累計150万台のEV販売達成を掲げている。しかし、2010年末に発売したリーフのグローバル販売は12年末までで約4万5000台にとどまっている。

17日には、昨年11月のマイナーチェンジで値下げしたばかりの価格を4月から再値下げする方針を発表するなど、国内外でテコ入れを進めている。ただし、今後の価格改定や新モデル投入の効果を含めても累計150万台という販売は、極めて実現性が乏しくなっている。

片桐副社長は、この目標について「基本的に高い台数であり、EVを世界に普及させる志として掲げた。チャレンジングな数字だが取り組んでいきたい」と話した。

《池原照雄》

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