オートモティブワールド13には多くの電気自動車(EV)が展示された。その中で、来場者の注目を浴びていたのが三菱自動車の『アウトランダーPHEV』だ。
同社はこの1月24日に発売することもあって、来場者の関心は高く、車の周りには常時多くの人が集まっていた。なかには車をなめるように眺める人もいたほどで、もうすでに注文をしたと話していた人もいた。
三菱自動車関係者もこの光景に喜んでおり、「予想以上の反響」と話していた。受注の方も順調で、今現在4000台を超えているという。「当初、3月末までに4000台と予想していたのですが、もうすでに超えているので驚いています」と同社関係者。
そのため、製造を担当する岡崎工場(愛知県岡崎市)は猫の手も借りたい状況で、今年度末の3月まで土日出勤で生産にあたるそうだ。電気自動車のほうは航続距離や充電インフラの問題から人気が今ひとつだが、PHEVのほうはガソリンでも走れるため、途中で止まってしまう心配をしなくてすむ。ユーザーの関心は非常に高いようだ。