メルセデスベンツ コネクション、リニューアルオープン…人と人とのつながり、人とクルマのつながり

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メルセデス・ベンツコネクション、リニューアルオープン
メルセデス・ベンツコネクション、リニューアルオープン 全 6 枚 拡大写真

メルセデスベンツ日本は、メルセデスベンツコネクション(東京都港区六本木)をリニューアルし18日より営業を開始すると発表した。これまでの店舗より乃木坂方面へ100m程の場所でのオープンである。

そもそもコネクションをオープンした理由について、メルセデスベンツ日本企業広報課マネージャーの河野綾さんは、「メルセデスベンツのブランドイメージの中には、敷居が高くて私には関係ないというものがまだ残っていると考えています。そこで、実験的な面白い試みとして、六本木という人が集まる場所に、レストランやカフェを中心として、クルマを一歩下げた形のブランドの情報発信拠点を、世界で初めて出してみたらどうだろうかというのが始まりなのです」と話す。

そして、「メルセデスベンツとしては初めての試みでしたので、本社も期間限定だったらやってみてはと、上野金太郎社長(当時は副社長)を中心に準備を重ね、多くの方々の協力の元、2011年7月にオープンしました」という。「コネクションという名前には、人とのつながり、人とクルマとのつながりという意味を込め、多くのお客様とつながりを持ちたいという、タッチポイントになりうる場所として、東京六本木のミッドタウンの前となりました」

土地を借りる関係もあり、1年半という期間限定でのオープンとなったが、「延べ90万人に来場いただきました。さらに会員カードであるコネクテッドカードは、1万5千人もの方に登録をしていただき、そのうち8割がメルセデス以外の輸入車や国産ユーザー、クルマを持っていない方、そもそも免許を持っていない方々だったのです。そういった、好きな場所として、日常的に使っていただけるお客様にも受け入れていただけたのです」。

また、「新車発表会以外に、他ブランドのコラボレーションや、パーティ、他のラグジュアリーブランドの新作発表会、スポンサーをやっているメルセデスベンツファッションウィークのファッションショーなど、多くの活動につなげることが出来ました。そこで、これはぜひ続けなければいけないと、近くでちょうどいい場所も見つかりましたので、コンテンツを強化しながら継続することに決めたのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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