マツダの米国法人、マツダノースアメリカは1月10日、米国IIHS(道路安全保険協会)の衝突テストにおいて、『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)の2013年モデルが、最高評価の「2013トップセーフティピック」に認定されたと発表した。
IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。そして、ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価するもの。
さらにIIHSでは、追突時のむち打ち確認テストと、横転を想定したルーフ強度テストも行う。そして、総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック」に指定。安全性を重視して新車選びを行う顧客に、参考となる情報を提供している。
マツダ アクセラのテスト結果は、前面衝突ではダミー人形の右足への傷害レベルが、4段階評価で上から2番目のACCEPTABLE(良)。しかし、それ以外の頭/首/胸/左足への傷害レベルは、最小限。各部位がGOOD(優)評価を得た。
側面衝突では、運転席のダミー人形の足、後席のダミー人形の胸への傷害レベルがACCEPTABLE(良)。しかし、その他の頭や首などの部位へのダメージは最小限で、GOOD(優)評価。ボディの安全構造に関しては、前面衝突がGOOD(優)、側面衝突がACCEPTABLE(良)と評価が分かれる。
また、追突時のむち打ち確認テストとルーフ強度テストも、GOOD(優)。その結果、アクセラは総合評価が最高のGOOD(優)となり、2013トップセーフティピックの称号を得ている。