【オートモーティブワールド13】運転者の居眠りを検知・防止する生体センサー

自動車 ビジネス 企業動向
トアックが開発を進めている『眠りまセンサー』のモックアップ。これは胸ポケットなどに入れる本体。
トアックが開発を進めている『眠りまセンサー』のモックアップ。これは胸ポケットなどに入れる本体。 全 5 枚 拡大写真

鉄道車両用の電源などを手掛けるトアックは、オートモーティブワールド13に運転者の居眠りを防止する『眠りまセンサー』のモックアップを展示した。今年5月には試作品を完成させるべく、開発を進めているという。

眠りまセンサーは、体に貼り付けた生体センサーによって心電波形を解析。運転者が居眠り状態に陥りそうになった場合、携帯電話機とほぼ同じサイズの機器を起動させ、音と振動で運転者を起こすというもの。

現在は製品試作の前段階で、汎用品のセンサーを用いたテストを行っているが、体に大きめのセンサーをパッドで貼り付ける方法で検知しているため、運転者からは「違和感を覚える」といった声が出ているという。

また、現状では8-10万円程度の価格を想定しているが、量産化を進めて半額程度にならないと事業者も導入しにくいことから、リースでの提供も想定しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る