4代目となった新型『レンジローバー』は、SUV初となるオールアルミニウム製モノコックボディを採用し、先代モデルより39%軽く仕上がった。ボディサイズは先代モデルと比べ、全高プラス35mm、全幅プラス30mm、全高マイナス15mmでホイールベースが40mm延長された。
長くなったホイールベースと共に、インテリアではレッグルームがプラス120mm、ニールームが50mm拡大した。乗車時エアサスペンションのアクセスモードを使用すると、車高が50mm低下し乗り降りが安易にできる機能が追加された。また、新たにリア・エグゼクティブクラスシートが「オートバイオグラフィー」グレードに設定され、マッサージ機能や電動リクライニングのメモリー機能などが装備されている。
最上級の「オートバイオグラフィー」グレードでは、17種類のインテリアコンビで3種類のウッドパネルや15色のエクステリアカラー、7種類のアルミホイールから組み合わせが可能だ。
今回のモデルには、新開発された「テレインレスポンス2」が初採用されている。進化したシステムでは、現在の走行条件を分析し最適なプログラムを選択するオート機能が追加された。
発売は3月2日からで、日本市場に導入されるのは3モデル。「5.0 V8 ヴォーグ」、「5.0 V8 スーパーチャージド ヴォーグ」と「オートバイオグラフィー」だ。