【マツダ アテンザ 発売】100人のうち5人から強い共感を得るデザイン

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【マツダ アテンザ 発売】100人のうち5人から強い共感を得るデザイン
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マツダの新型『アテンザ』。実車を目の前にすると、コンセプトカー『雄(TAKERI)』で示されたデザインが、量産モデルにおいても、ほぼそのまま表現されていると感じる。そのデザインは、大多数でなく少数でいいから強い共感を得るデザインを目指したという。

アテンザの開発主査、梶山浩氏は「この車を開発するにあたっては差別化をいかに図るかというところであり、我々が最終的にコンセプトを作る上で考えたことは、“100人のうち5人でいいいから強い共感を得る、そういう車作りがしたい!”というところから始まっています」と語った。

加えて「100人のうち100人がいいという車作りは、ビッグなメーカーにお任せすればいいので、社長の山内も言っていますが、僕らは世界で2%のシェアでいいという覚悟ですね」と話した。

発表後の反響に関して、梶山氏「デザインに関しては、冒険しすぎるぐらいがちょうどいいと思っていたんです。新型モデルが世に出てすぐに“いいね!”と言われるのではなく、“ちょっと、行き過ぎよ”と思われたほうが、5年保つ車になると考えたんです」。

「ですので、“何考えてんのよ”“そこまでやらなくても”とか、そんなフィードバックを期待していた部分もあるのですが、皆さん“いいね”と言われるので、もう少し“嫌だ!”という人もいないと困っちゃうな」と明かした。

新型アテンザを前にした梶山氏。開発にあたっては、これまでの開発現場であったら、やり直しを命じるようなデザイナーからの提案に対しても、そのスケッチを実現するためのアイデアを皆で考えたといい、特にフロント部分は歩行者保護性能を成立させるため苦心したアイデアが詰まっていることを強調した。

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