ユナイテッド航空、機内でのWi-Fiサービスを導入

航空 企業動向

ユナイテッド航空は、衛星利用によるWi-Fiサービスを導入した国際線用ワイドボディ機の運航を開始したと発表した。長距離国際路線で、乗客が機内インターネットに接続できるようになるのは、米系航空会社として初めて。

今回、Wi-Fiインターネット接続サービスを導入したのは、太平洋路線と大西洋路線に就航しているボーイング747型機で、パナソニック・アビオニクス・コーポレーションのKuバンド衛星通信機器を搭載する。

ユナイテッド航空は、米国内路線に就航するエアバスA319型機2機にもKuバンド衛星通信によるWi-Fiを搭載しており、空対地(ATG)通信技術よりも高速のインターネットサービスを乗客に提供している。今年末までに、主要路線向け航空機の300機に、衛星利用のWi-Fiを搭載する予定。

Wi-Fiシステムにより、乗客は、接続スピードの異なる2種類のタイプから選択が可能。利用料金は、飛行時間によって異なり、スタンダード・タイプが3.99米ドルから14.99米ドル、ダウンロード・スピードが速いアクセラレーテッド・タイプは5.99米ドルから19.99米ドル。

ユナイテッド航空は同Wi-Fiシステムを、エアバスA319、A320、ボーイング737、747、757、767、777、787の各機材に導入する予定。乗客は機内で自分のラップトップ、スマートフォン、タブレット端末などの無線機器を使用し、機内のホットスポット経由でインターネットへの接続が可能となる。

《レスポンス編集部》

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