川崎重工、20万5000重量トン型ばら積み運搬船を引き渡し

船舶 企業動向
川崎重工「ドーン ホライズン」を引き渡し
川崎重工「ドーン ホライズン」を引き渡し 全 1 枚 拡大写真

川崎重工業は1月23日、中国大連市の大連中遠川崎船舶工程(DACKS)で、ブラストイス・マリティマ向け205型ばら積運搬船「ドーン・ホライズン」を引き渡したと発表した。

ドーン・ホライズンは全長300メートル、満載喫水18.2メートル、総トン数10万6251トンの20万5000重量トン型ばら積運搬船。

船体強度の信頼性を向上するための新規則に対応し、安全性を確保した。主機関は省燃費型のCSSC-MES ディーゼル-MAN B&W 7S70MC-C7を1基搭載するとともに、高効率タイプのプロペラ、川崎重工が開発したコントラフィン付セミダクトと川崎フィン付ラダーバルブを採用し、推進性能を向上させることによって燃料消費量の低減を図れる。航海速力は約14.8ノット。

燃料油タンクは二重船殻構造化し、甲板機器を電動化することで、海洋汚染防止対策を施したほか、バラストタンクの腐食防止対策として定められた新塗装基準を適用し、塗装を高品質化した。

バラスト水処理システムを搭載することで、寄港地間での有害な水生生物と病原体の移動を防止する。

定員は28人で船籍はパナマ。

《レスポンス編集部》

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