クボタは、高い基本性能を備えながら、機能を絞り込んだシンプル設計により低価格を実現した「ワールドシリーズ」の新モデルとして、トラクタでは第2弾となる『M72W』を6月1日に発売すると発表した。
国内農業は作物価格の変動、燃油や肥料・農薬価格の高騰から生産コストの低減が求められており、農業機械に対する作業効率向上や低価格化のニーズが強くなっている。M72Wは、そのようなニーズに対応したワールドシリーズのトラクタで、国内向けトラクタとしては初めてとなる3.3リットル直噴ディーゼルエンジンを搭載し、72馬力を発生する。
グローバルに展開するスケールメリット、コスト競争力を活かし、同馬力帯の現行機よりも約4割安い価格を実現し、農家の生産コスト低減に貢献する。
価格は451万5000円。
