日立建機、国産最大級のAC駆動式ダンプトラックを発売

自動車 ビジネス 企業動向
日立建機・EH5000AC-3リジッドダンプトラック
日立建機・EH5000AC-3リジッドダンプトラック 全 2 枚 拡大写真
日立建機は、積載質量290トンクラスの『EH5000AC-3リジッドダンプトラック』を、2月1日から大規模鉱山向けに発売する。新型車は公称積載質量296トン、車両総質量500トン。

同社は、2008年9月に積載質量190トンクラスの『EH3500ACII』を、2010年11月に同220トンクラスの『EH4000ACII』を発売。世界全域で稼働し、最長稼働時間は2万時間を超え、優れた走行性能と減速性能が高く評価されている。今回発売するEH5000AC-3は、2機種に搭載された日立製作所製の最新式IGBTインバータを使用したAC(交流)駆動方式を、さらにパワーアップして採用している。

AC駆動方式のダンプトラックは、エンジンで発電機を駆動し、その電気をインバータ等の制御機器で制御した後、ACモータを駆動し走行するという方式を採用。今回のEH5000AC-3向けには、日立グループで新たに開発した駆動制御システム「車体安定化制御」を搭載し、走行モータに対するきめ細かな速度とトルクの制御を実現。発進時、登坂時やステアリング時にも、制御システムが最適な電力を即座にモータへ出力することで、滑らかでスピーディーな加速性能を発揮する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る