香港島暮らし2013(1月21日) ディスカバリーベイに住み始める

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香港島暮らし2013(1月21日) ディスカバリーベイに住み始める
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ディスカバリーベイに住み始める(1月21日)

午前中、鍵を取りにある日本人の方の所へ行く。今回の香港での住居はランタオ島のディスカバリーベイ(以下DB)。これまでのラマ島、長洲島はどちらかというと庶民的な感じだが、ここDBは欧米人も多く住む高級な住宅地というイメージがある。大丈夫か??

セントラルのフェリーターミナルからDBへ。これまでの2つの島へのフェリーとほぼ同じ場所から出て、時間的にも30分弱で同じ。だが、料金は違った。ラマ島が片道16.1ドル、長洲島が24.6ドル(遅いフェリーなら12.6ドル)なのに対して、DB行きは33.8ドル。毎日この船に乗るのは正直辛い。

午後1時の船に乗っていたのは、幼稚園生、小学生とその保護者。やはり欧米人も多い。何だか気後れする。船はこれまでとあまり変わらない。何故料金がこんなに違うのだろうか。日本では住む地域の所得を考慮することなど、有り得ないのだが。

DBに到着。何となく懐かしいのはその昔、駐在員だった頃、時々ここにゴルフに来ていたから。勿論その時に比べると遥かに発展しており、きれいなレストラン、ショッピングセンターも出来ていた。なにより嬉しいのは、バスが走っていること。これまでの2島では、乗り物は無く、全て足に頼っていたが、今回は疲れていれば乗り物に乗れるのがとても気が楽。大荷物を持って、4ドルのバスで3つほど行った所で降りる。この辺は完全なマンション街。道の両側にマンションが立ち並ぶ。

部屋はDBビュー。素晴らしい景色がそこにあった。夜にはディズニーランドの花火も見えるらしい。ネットも繋がるし、何も問題はなかった。周囲の環境も抜群で、小さな子供達が楽しそうに遊んでいた。静かで緑があり、海もある。香港の喧騒を消し去ったような街だ。

歩いてウエルカムへ買い物に出る。立派なショッピング街に、その上は学校。公文まである。全てが最近作られた場所。アメリカのどこかの街を参考に作ったのだろうか。私には少し違和感あり。物価も決して安くはない。

夕方もう一度フェリーターミナル付近を散策。マンションからターミナルへは基本的に下りで、15分程度。現在の快適な気温であればいい散歩になる。ビーチへ出ると夕暮れの風景がなかなかの風情。

だが古くからあるレストランなどは全くなく、食事をする場所を見付けるのも一苦労。これから4か月、どのように生きていくのか、この島で。便利な島にもそれなりの悩みはある(いやお金がないだけ)。

《須賀 努》

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